“操”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あやつ58.1%
みさお20.1%
みさを6.4%
あやつり3.8%
3.4%
あや3.4%
そう0.9%
みさほ0.9%
0.4%
つか0.4%
てすり0.4%
みさおの0.4%
0.4%
アヤツ0.4%
ミサヲ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このようなことはあながち彼の創意でもなく、敵前渡河のときは、かくるものとえている前人の貴い経験に基づくものであった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母の庇護があればこそ、これまで化物屋敷に無事でいたお艶! その母の気が変わって、今後どうして栄三郎へを立て通し得よう?
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
三四年よりは別居も同じ有様に暮し居候始末にて、私事一旦の身のく今はく相成、堅く心のを守り居りまゐらせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
お菓子屋や、オモチャ屋や、のぞき眼鏡や、風船売りや、人形なぞがお寺の門の前には一パイに並んで、それはそれは賑やかなことでした。
ルルとミミ (新字新仮名) / 夢野久作とだけん(著)
有体にいうと『其面影』も『平凡』も惰力的労作であった。勿論、何事にも真剣にならずにいられない性質だから、筆をれば前後を忘れるほどに熱中した。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
丸い顔と丸い五分刈の頭をもった彼は、支那人のようにでくでくっていた。話しぶりも支那人が慣れない日本語をつる時のように、かった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「では、先生には、呉の君臣をして、逆賊に膝を屈せしめ、万代に笑いをのこせと、敢ていわないばかりにおすすめあるわけですか」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
より約束えなくしててやうもなけれど、何處ともらずみたるひは此身あるければ、萬一かの教授さまにとせのあらば
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
慈眼めぐらし数珠りて
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
保は英語をい英文を読むことを志しているのに、学校の現状を見れば、所望にう科目はてなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
今夜の役は皆一流の上手ばかりを撰りすぐつて來たと云ふことであつた。
三十二年十二月の歌舞伎座で「鏡ヶ池松影」を上演した。これも円朝物の江島屋騒動である。
寄席と芝居と (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
さてはいぞシテったり、とお通にはもとより納涼台にも老媼は智慧を誇りけるが、んぞ知らむ黒壁に消えし蝦蟇法師の、野田山の墓地にれて、お通が母の墳墓の前に結跏趺坐してあらむとは。
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
八幡神を直に人形身で示した証拠がなくとも、其最側近なる神を偶像を以て表し、又其を緩慢にでもる事によつて、一種の効果を齎したものとすれば、石清水系統に神座のあつた事が考へられる。
太十のをすると自由にくだける所があるが、輝虎配膳の老女(越路)などの役は非常に苦しんでゐる。彼は顔を見ても悪婆といふ感じはせず、瞳が黒い上に、上品な顔の輪廓を持つてゐる。
役者の一生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)