“操行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうかう40.0%
そうこう40.0%
みもち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとくしたがそのもつとおほい(五三)彰明しやうめい較著かうちよなる者也ものなり近世きんせいいたるがごとき、(五四)操行さうかう不軌ふきもつぱ(五五)忌諱ききをかし、しか終身しうしん逸樂いつらくし、富厚ふうこうかさねてえず。
ひと三河武士みかわぶしの末流として徳川累世るいせい恩義おんぎに対し相済あいすまざるのみならず、いやしくも一個の士人たる徳義とくぎ操行そうこうにおいて天下後世に申訳もうしわけあるべからず。
それで、腕はすぐれていながら、操行みもちのおさまらぬ職人の中などに、どうかすると、のみと小刀を風呂敷ふろしきに包み、「彫り物の武者修業に出るんだ」といって他流試合に出掛けるものがいたもんです。