“終身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しうしん42.9%
しゅうしん42.9%
しゆうしん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとくしたがそのもつとおほい(五三)彰明しやうめい較著かうちよなる者也ものなり近世きんせいいたるがごとき、(五四)操行さうかう不軌ふきもつぱ(五五)忌諱ききをかし、しか終身しうしん逸樂いつらくし、富厚ふうこうかさねてえず。
あるいは実業家が拝謁はいえつを賜わりたりと聞き、おのれも実業家たらんと思うように、一時の現象に眩惑げんわくされて終身しゅうしんの方針を定むることは、必ず悪い結果をもたらすとは断言されぬが
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
〔評〕南洲人にせつして、みだりまじへず、人之をはゞかる。然れども其の人を知るに及んでは、則ち心をかたむけて之をたすく。其人に非ざれば則ち終身しゆうしんはず。