“申訳”のいろいろな読み方と例文
旧字:申譯
読み方割合
もうしわけ91.2%
まをしわけ5.3%
もうしわ3.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例せば甲武信岳の如きは、これまで古生層の山として記載された申訳もうしわけに、頂上附近にわずばかりの古生層の岩片を戴いた花崗岩の山である。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
とよは自分の身こそ一家の不幸のめに遊芸いうげい師匠ししやう零落れいらくしたけれど、わが子までもそんないやしいものにしては先祖の位牌ゐはいに対して申訳まをしわけがないと述べる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
全く驚き入りました。申訳もうしわけ御座いません。しかし、御前、こんなふしだらな事を致しましたのも、要するに青木が、肺病の前途を悲観して、奈世を
(新字新仮名) / 富田常雄(著)