“申刻”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なゝつ53.8%
ななつ41.0%
さるのこく2.6%
ななつどき2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“申刻”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
外は四月始めの良い陽氣、申刻なゝつ(四時)下がりの陽は明神樣の森に傾いて、街の子供達が路地一パイに馳け廻つてをります。
「朝消し忘れた行燈が、油も注さずに申刻なゝつ(四時)近くまで點いてゐる道理はありません。變ぢやありませんか、親分」
「馬道に申刻ななつ(午後四時)時分から先刻さっきまで、師匠の帰りを待っていましたよ。八五郎さんもよく御存じで——」
未刻やつ(二時)下がり、やがて申刻ななつ(四時)にも近かろうと思う頃、お勝手口へフラリ人の影がさします。
「半刻ともなりません、申刻さるのこく少し前で、お粂が稽古事から歸つて、二階へ上がると間もなく、大きな音がしたんで、吃驚して二三人飛んで來ると此有樣です」
昼御番は、老中若年寄の登城前に出頭し、夕御番というのはつまり当直で、申刻ななつどきに出仕して朝請取御番が来るまで城中に詰め切るのである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)