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権三
ふりがな文庫
“権三”のいろいろな読み方と例文
旧字:
權三
読み方
割合
ごんざ
81.8%
ごんぞう
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごんざ
(逆引き)
やがて
申刻
(
ななつ
)
少し前、この化物屋敷の興行元、
轟
(
とどろき
)
の
権三
(
ごんざ
)
は黒羽二重の紋付に、長いのを一本落して、蘭塔場の舞台にツイと出ました。
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
といったのは
前棒
(
さきぼう
)
の駕籠屋。偶然にも、その駕籠を
舁
(
かつ
)
いで行く
権三
(
ごんざ
)
と
助十
(
すけじゅう
)
は、あのとき机竜之助を乗せた二人であるらしい。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
権三(ごんざ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ごんぞう
(逆引き)
小春日和の
麗
(
うらら
)
かさに
陽炎
(
かげろう
)
が燃えていた。海岸通りには荷役の
権三
(
ごんぞう
)
たちが群を
作
(
な
)
して
喧
(
やかま
)
しく呶鳴り合って居た。外国の水夫が三々五々歩き廻っていた。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
ごんぞというのは、彼のただ一人の若党の
権三
(
ごんぞう
)
のことである。
木股村
(
きまたむら
)
の出なので
木股
(
きまた
)
権三と名乗れといっておきながら、藤吉郎が
称
(
よ
)
ぶのは常にごんぞであった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
権三(ごんぞう)の例文をもっと
(2作品)
見る
権
常用漢字
小6
部首:⽊
15画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
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