トップ
>
権三
>
ごんぞう
ふりがな文庫
“
権三
(
ごんぞう
)” の例文
旧字:
權三
小春日和の
麗
(
うらら
)
かさに
陽炎
(
かげろう
)
が燃えていた。海岸通りには荷役の
権三
(
ごんぞう
)
たちが群を
作
(
な
)
して
喧
(
やかま
)
しく呶鳴り合って居た。外国の水夫が三々五々歩き廻っていた。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
ごんぞというのは、彼のただ一人の若党の
権三
(
ごんぞう
)
のことである。
木股村
(
きまたむら
)
の出なので
木股
(
きまた
)
権三と名乗れといっておきながら、藤吉郎が
称
(
よ
)
ぶのは常にごんぞであった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
権
常用漢字
小6
部首:⽊
15画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“権三”で始まる語句
権三郎