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馴染
ふりがな文庫
“馴染”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なじみ
69.5%
なじ
28.5%
なじむ
0.4%
なず
0.4%
なじん
0.4%
なぢみ
0.4%
なれそ
0.4%
なじま
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なじみ
(逆引き)
寒山拾得の出来損いだろうなんぞと悪口を叩かれるので、最初から、弁信、米友でございと名乗ってしまえば、お
馴染
(
)
は極めて多い。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
馴染(なじみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なじ
(逆引き)
そしてその思いにも落ちつき、新しい周囲にも心が
馴染
(
)
んで来るにしたがって、峻には珍しく静かな心持がやって来るようになった。
城のある町にて
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
馴染(なじ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なじむ
(逆引き)
珠運
(
)
も思い
掛
(
)
なく色々の始末に七日余り
逗留
(
)
して、
馴染
(
)
につけ
亭主
(
)
頼もしく、お
辰
(
)
可愛
(
)
く、
囲炉裏
(
)
の
傍
(
)
に極楽国、
迦陵頻伽
(
)
の
笑声
(
)
睦
(
)
じければ客あしらいされざるも
却
(
)
て気楽に
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
馴染(なじむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
なず
(逆引き)
何時緑をとったか分らないような一本の松が、息苦しそうに
蒼黒
(
)
い葉を垣根の
傍
(
)
に茂らしている
外
(
)
に、木らしい木は
殆
(
)
どなかった。
箒
(
)
に
馴染
(
)
まない地面は小石
交
(
)
りに
凸凹
(
)
していた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
馴染(なず)の例文をもっと
(2作品)
見る
なじん
(逆引き)
店へも出られないので流し元を働いておりましたが子供の時分から此の
楼
(
)
におりますので、
馴染
(
)
では居るし、人情ですから駈出して来て
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
馴染(なじん)の例文をもっと
(2作品)
見る
なぢみ
(逆引き)
十年余り前に靜と鏡子が渋谷で
新
(
)
世帯を持つた頃に逢つた
限
(
)
り逢はない昔
馴染
(
)
の
小原
(
)
も来て居た。
帰つてから
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
馴染(なぢみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
なれそ
(逆引き)
口惜涙
(
)
がいつか未練の涙にかはり、花子の胸には白井と
馴染
(
)
めた娘時分の事が思返されて来る。二人とも有馬小学校の同級生で、帰宅してからも互に
往来
(
)
して一ツしよに学課の復習もした。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
馴染(なれそ)の例文をもっと
(2作品)
見る
なじま
(逆引き)
真逆当りは仕ませんけれど既に店番が藻西を見たと云い其上
連
(
)
て居た犬は藻西の外の者へは
馴染
(
)
ぬとも云たのでしょう
夫
(
)
や
是
(
)
や考えて見ると藻西と云う方が
何
(
)
うしても近いかと思われます
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
馴染(なじま)の例文をもっと
(1作品)
見る
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
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馴染甲斐
馴染効
馴染深
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岡本かの子
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