“凸凹”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
でこぼこ82.4%
たかひく4.4%
とつあふ4.4%
とつおう4.4%
たかびく1.5%
でいり1.5%
むら1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“凸凹”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語7.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
零落した馬車は容赦なく鳴動めいどうしてその上を通るのだから、凸凹でこぼこの多い川床かわどこを渡るよりも危険である。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
松原の方へ長く續いた里道の砂塵は、しツとりと露に濡れて、晝間は氣の付かぬ凸凹でこぼこしたところが、一目にずうツと見られた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
路傍の石の不器用な断片きれっぱしを、七つ八つ並べて三、四寸の高さと見ず、一万尺と想ってみたまえ、凸凹たかひくもあれば、※皺ひだもあり、断崖もあって、自らなる山性をっている
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
それでも、だだ広い其の母屋のうちの広座敷の、古畳の寄せ集めじき、隙間もあれば凸凹たかひくもあり、下手の板戸は立附が悪くなって二寸も裾があき、頭があき、上手のふすまは引手がけて
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかし、見渡す限りの大氷原で、その氷の面には甚だしい凸凹とつあふがあり、所々に水の見えてゐる割れ目があつても、それはあまりに狭いし、適当な着水場所が見当りませんでした。
北極のアムンセン (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
とこにはひどい凸凹とつあふがある。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
そこにはさい岩が多少の凸凹とつおうを描いて一面につらなる間に、蒼黒あおぐろ藻草もくさが限りなく蔓延はびこっていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
蓮池の手前から横に切れる裏路もあるが、この方は凸凹とつおうが多くて、れない宗助には近くても不便だろうと云うので、宜道はわざわざ広い方を案内したのである。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
少くとも、その人の生活によこたわる、不規則な物質的の凸凹たかびく証拠しょうこ立てていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
青田の高低たかひくふもと凸凹でいりに従うて、やわらかにのんどりした、この一巻ひとまきの布は、朝霞には白地の手拭てぬぐい、夕焼にはあかねの襟
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
表徳当月の二十八日までに天井を凸凹むらなしに遣ってくれ、へえ、宜しい心得たというので遣ったが、あのくらいな若旦那は沢山たんとない、男がくって厭味が無くって、身丈恰好せいかっこうくって、衣服なりが本当で、持物が本筋で、声が美くって