“とつおう”の漢字の書き方と例文
語句割合
凸凹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓮池の手前から横に切れる裏路もあるが、この方は凸凹とつおうが多くて、れない宗助には近くても不便だろうと云うので、宜道はわざわざ広い方を案内したのである。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
偶然的にでき始めた凸凹とつおうが次第に成長し、そのつのの長さと粒の大きさとには一定の関係がある事、その大きさにある上下の限界のある事などがだいぶわかって来たが
自然界の縞模様 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そこにはさい岩が多少の凸凹とつおうを描いて一面につらなる間に、蒼黒あおぐろ藻草もくさが限りなく蔓延はびこっていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)