トップ
>
蒼黒
ふりがな文庫
“蒼黒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおぐろ
86.3%
あをぐろ
11.8%
アヲグロ
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおぐろ
(逆引き)
三輛目の三等客車の窓から、思い切り首をさしのべて五、六人の見送りの人たちへおろおろ会釈している
蒼黒
(
あおぐろ
)
い顔がひとつ見えた。
列車
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
蒼黒(あおぐろ)の例文をもっと
(44作品)
見る
あをぐろ
(逆引き)
背景に
船
(
ふね
)
と
檣
(
ほばしら
)
と
帆
(
ほ
)
を大きく
描
(
か
)
いて、其
余
(
あま
)
つた所に、
際立
(
きはだ
)
つて花やかな
空
(
そら
)
の
雲
(
くも
)
と、
蒼黒
(
あをぐろ
)
い
水
(
みづ
)
の色をあらはした
前
(
まへ
)
に、
裸体
(
らたい
)
の労働者が四五人ゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
蒼黒(あをぐろ)の例文をもっと
(6作品)
見る
アヲグロ
(逆引き)
闇
(
クラ
)
い空間は、明りのやうなものを
漂
(
タダヨハ
)
してゐた。
併
(
シカ
)
し其は、
蒼黒
(
アヲグロ
)
い
靄
(
モヤ
)
の如く、たなびくものであつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蒼黒(アヲグロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味
蒼茫
“蒼黒”のふりがなが多い著者
夏目漱石
葉山嘉樹
甲賀三郎
山本周五郎
蘭郁二郎
南部修太郎
水上滝太郎
太宰治
徳田秋声
泉鏡花