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蒼々
ふりがな文庫
“蒼々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおあお
57.9%
そうそう
21.1%
あを/\
7.9%
さうさう
7.9%
さう/\
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおあお
(逆引き)
この土地のツンドラが、まだ今日のように発達しなかった以前には、これらのグイ松は
蒼々
(
あおあお
)
と繁って、この平原を蔽っていたことであろう。
ツンドラへの旅
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
蒼々(あおあお)の例文をもっと
(22作品)
見る
そうそう
(逆引き)
逃げはじめるやこの男
廉恥
(
れんち
)
もない。山坂また山坂をころげ降りた。すると
蒼々
(
そうそう
)
たる松の林が十里もつづく。松風が耳を洗う。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蒼々(そうそう)の例文をもっと
(8作品)
見る
あを/\
(逆引き)
蒼々
(
あを/\
)
した山松や、白百合の花の咲乱れた丘や、畑地ばかりであつた。そして思つたより早く、いつか町の
垠
(
さかひ
)
へ出て来てゐるのに気がついた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
蒼々(あを/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
さうさう
(逆引き)
管声
寥亮
(
れうりやう
)
、月
蒼々
(
さうさう
)
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蒼々(さうさう)の例文をもっと
(3作品)
見る
さう/\
(逆引き)
泣
(
な
)
いたのと
暴
(
あば
)
れたので
幾干
(
いくら
)
か
胸
(
むね
)
がすくと
共
(
とも
)
に、
次第
(
しだい
)
に
疲
(
つか
)
れて
來
(
き
)
たので、いつか
其處
(
そこ
)
に
臥
(
ね
)
てしまひ、
自分
(
じぶん
)
は
蒼々
(
さう/\
)
たる
大空
(
おほぞら
)
を
見上
(
みあ
)
げて
居
(
ゐ
)
ると、
川瀬
(
かはせ
)
の
音
(
おと
)
が
淙々
(
そう/\
)
として
聞
(
きこ
)
える。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
蒼々(さう/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
々
3画
“蒼々”で始まる語句
蒼々漫々
蒼々茫々
蒼々松与桂
“蒼々”のふりがなが多い著者
田中英光
徳冨蘆花
徳田秋声
国木田独歩
中里介山
小栗虫太郎
山村暮鳥
佐左木俊郎
国枝史郎
吉川英治