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幾干
ふりがな文庫
“幾干”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくら
53.1%
いくばく
34.4%
いくそ
4.7%
いくつ
3.1%
いく
1.6%
いくせん
1.6%
いくらか
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくら
(逆引き)
三ちゃん、お前さんの
許
(
とこ
)
なんぞも、やっぱりこうかねえ、浜へはちっとでも放れているから、それでも
幾干
(
いくら
)
か少なかろうねえ。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
幾干(いくら)の例文をもっと
(34作品)
見る
いくばく
(逆引き)
彼が
生立
(
おひたち
)
の状況洋行の源因就学の有様を描きたりとて本篇に
幾干
(
いくばく
)
の光彩を増すや、本篇に幾干の関係あるや、予は
毫
(
がう
)
も之が必要を見ざるなり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
幾干(いくばく)の例文をもっと
(22作品)
見る
いくそ
(逆引き)
鴫立沢
(
しぎたつさは
)
の夕暮に
笻
(
つゑ
)
を
停
(
とゞ
)
めて一人歎き、一人さまよふ武蔵野に千草の露を踏みしだき、果白河の関越えて
幾干
(
いくそ
)
の山河隔たりし都の方をしのぶの里、おもはくの橋わたり過ぎ
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
幾干(いくそ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いくつ
(逆引き)
年輩四十
幾干
(
いくつ
)
、骨格の
逞
(
たくま
)
しい、頭髪の
長生
(
のび
)
た、四角な顔、鋭い眼、大なる鼻、一見一癖あるべき人物で、其風俗は官吏に非ず職人にあらず、百姓にあらず、商人にあらず
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
幾干(いくつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いく
(逆引き)
「
幾干
(
いく
)
らだと思う。——お思いなすって、槙村先生。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
幾干(いく)の例文をもっと
(1作品)
見る
いくせん
(逆引き)
厚
(
あつ
)
さは
雜
(
ざつ
)
と
塀
(
へい
)
の
上
(
うへ
)
から
二階家
(
にかいや
)
の
大屋根
(
おほやね
)
の
空
(
そら
)
と
見
(
み
)
て、
幅
(
はゞ
)
の
廣
(
ひろ
)
さは
何
(
ど
)
のくらゐまで
漲
(
みなぎ
)
つて
居
(
ゐ
)
るか、
殆
(
ほとん
)
ど
見當
(
けんたう
)
が
附
(
つ
)
かない、と
言
(
い
)
ふうちにも、
幾干
(
いくせん
)
ともなく、
急
(
いそ
)
ぎもせず、
後
(
おく
)
れもせず、
遮
(
さへぎ
)
るものを
避
(
さ
)
けながら
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
幾干(いくせん)の例文をもっと
(1作品)
見る
いくらか
(逆引き)
主膳は紙に包んで
幾干
(
いくらか
)
の金をやりました。金助は崩れるほど嬉しがって、それを幾度かおしいただきました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
幾干(いくらか)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
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幾干銭
幾干月
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