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『番茶話』
ふりがな文庫
『
番茶話
(
ばんちゃばなし
)
』
小石川傳通院には、(鳴かぬ蛙)の傳説がある。おなじ蛙の不思議は、確か諸國に言傳へらるゝと記憶する。大抵此には昔の名僧の話が伴つて居て、いづれも讀經の折、誦念の砌に、其の喧噪さを憎んで、聲を封じたと言ふのである。坊さんは偉い。蛙が居ても、騷が …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
外
(
そろ
)
言
(
いひ
)
爺
(
とつ
)
女房
(
かみ
)
眩
(
まぶし
)
訪
(
おとづ
)
退
(
しさ
)
恥
(
はづか
)
大
(
おほい
)
寂寞
(
しん
)
香
(
にほひ
)
一寸
(
いつすん
)
幾干
(
いくせん
)
逸
(
いつ
)
上
(
うへ
)
通
(
とほり
)
矢張
(
やつぱ
)
恥
(
はぢ
)
前
(
まへ
)
際限
(
かぎり
)
可哀
(
あはれ
)
幼
(
いとけな
)
暖
(
あたゝ
)
上
(
あ
)
書
(
しよ
)
柔
(
やはら
)
小作
(
せうさく
)
寂寞
(
ひつそり
)
飜
(
かへ
)
急
(
きふ
)
蟇
(
ひきがへる
)
蝌蚪
(
くわと
)
間
(
あひだ
)
蛙
(
かへる
)
蓄
(
か
)
承
(
うけたまは
)
後
(
おく
)
可恐
(
こは
)
方
(
はう
)
見透
(
みとほ
)
映
(
えい
)
光景
(
くわうけい
)
岡惚
(
をかぼれ
)
面
(
おも
)
通
(
とほ
)
東南
(
ひがしみなみ
)
素破
(
すつぱ
)
唯
(
と
)
仰
(
あふ
)
額
(
がく
)
訪
(
たづ
)
橙色
(
オレンジいろ
)
紅
(
くれなゐ
)
人通
(
ひとどほり
)
小
(
ちひ
)
立
(
だ
)
水馬
(
みづすまし
)
家
(
いへ
)
大
(
おほ
)
空
(
くう
)
女
(
をんな
)
確
(
たし
)
外
(
そ
)
飛行
(
ひかう
)
町
(
ちやう
)
急
(
いそ
)
悚然
(
ぞつ
)
厄介
(
やつかい
)
惜
(
をし
)
大
(
だい
)
理
(
り
)
慌
(
あわたゞ
)
行
(
や
)
志
(
こゝろざ
)
去年
(
きよねん
)
珍
(
めづら
)
削
(
けづ
)
大通
(
おほどほり
)
葉
(
ば
)
張合
(
はりあひ
)
掛
(
かゝ
)
疎
(
まばら
)
數
(
すう
)
踊
(
をど
)
要
(
えう
)
其
(
それ
)
多勢
(
おほぜい
)
一疋
(
ひとつ
)
道理
(
だうり
)
熟
(
じつ
)
入
(
はひ
)
踞
(
しやが
)
幅
(
はゞ
)
好
(
す
)
先
(
せん
)
群
(
むらが
)
向側
(
むかうがは
)
何
(
なに
)
音訪
(
おとづ
)
紅玉
(
こうぎよく
)