“水馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずすまし53.8%
すいば19.2%
あめんぼう7.7%
みづすまし7.7%
あめんぼ3.8%
すいま3.8%
すゐま3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘆(あし)と蘆との間の静かなさざ波を切って水馬(みずすまし)や川海老(かわえび)が小さな波紋を縦横(じゅうおう)に描いている。白い魚の腹も時々川底を光って潜った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
場所も丁度(ちょうど)、この橋の川上だった。久しく打ち絶えていた水馬(すいば)の競技が、何年かぶりにまた催(もよお)されることになって、平七もその催しに馳(は)せ加わった。
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
浮ぶものゝ影があるならば花の一輪であらうとも、眼にとまる澄明さであるが、私の眼をさへぎる水馬(あめんぼう)の影さへ見へぬ眺めであつた。
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
落ちる形の見えぬ程小さく降りそゝぐ時には、水の面は水馬(みづすまし)かなぞでもゐるやうに、じわ/″\と筋が入る。
女の子 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
しんとした水の上に、すういすういと走る水馬(あめんぼ)が、水流を曳いて辷(すべ)っているだけだった。
蛾 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
水馬(すゐま)うかべる水隱(みがく)れ
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)