“水馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずすまし54.2%
すいば16.7%
あめんぼう8.3%
みづすまし8.3%
あめんぼ4.2%
すいま4.2%
すゐま4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と蘆との間の静かなさざ波を切って水馬川海老が小さな波紋を縦横に描いている。白い魚の腹も時々川底を光って潜った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
場所も丁度、この橋の川上だった。久しく打ち絶えていた水馬の競技が、何年かぶりにまたされることになって、平七もその催しにせ加わった。
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
浮ぶものゝ影があるならば花の一輪であらうとも、眼にとまる澄明さであるが、私の眼をさへぎる水馬の影さへ見へぬ眺めであつた。
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
落ちる形の見えぬ程小さく降りそゝぐ時には、水の面は水馬かなぞでもゐるやうに、じわ/″\と筋が入る。
女の子 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
しんとした水の上に、すういすういと走る水馬が、水流を曳いてっているだけだった。
(新字新仮名) / 室生犀星(著)