トップ
>
水馬
>
みづすまし
ふりがな文庫
“
水馬
(
みづすまし
)” の例文
落ちる形の見えぬ程小さく降りそゝぐ時には、水の面は
水馬
(
みづすまし
)
かなぞでもゐるやうに、じわ/″\と筋が入る。
女の子
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「
小母
(
をば
)
さん
頂戴
(
ちやうだい
)
な」「
其蟲
(
そのむし
)
頂戴
(
ちやうだい
)
な」と
聞
(
き
)
くうちに、
蟲
(
むし
)
は、
美
(
うつく
)
しい
羽
(
はね
)
も
擴
(
ひろ
)
げず、
靜
(
しづ
)
かに、
鷹揚
(
おうやう
)
に、そして
輕
(
かる
)
く
縱
(
たて
)
に
姿
(
すがた
)
を
捌
(
さば
)
いて、
水馬
(
みづすまし
)
が
細波
(
さゝなみ
)
を
駈
(
かけ
)
る
如
(
ごと
)
く、ツツツと
涼傘
(
ひがさ
)
を、
上
(
うへ
)
へ
梭投
(
ひな
)
げに
衝
(
つ
)
くと
思
(
おも
)
ふと
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“水馬”の意味
《名詞》
馬に乗ったまま水をわたる馬術。また、その馬。
あめんぼの漢名。
(出典:Wiktionary)
“水馬”の解説
水馬(すいば)は、ウマに乗って水を渡る、江戸時代、江戸幕府の年中行事のひとつ。
馬川渡、馬渡ともいう。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“水馬”で始まる語句
水馬演習
水馬歯