“頂戴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちょうだい76.3%
ちやうだい16.7%
いただ2.7%
ちようだい1.6%
てうだい1.1%
いたゞ0.5%
ちゃうだい0.5%
ちょうでえ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頂戴”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸17.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
……「よう、どうしたのよ、いつものように折角お迎えに出たあたしを、抱きあげて早く店の内へ連れてって頂戴ちょうだいよ。」
吊籠と月光と (新字新仮名) / 牧野信一(著)
両人ふたりが出て行ったあとで、吾輩はちょっと失敬して寒月君の食い切った蒲鉾かまぼこの残りを頂戴ちょうだいした。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
座敷ざしき拝見はいけんしたり、御懐石ごくわいせき頂戴ちやうだいしたあと薄茶うすちやいたゞいたりして
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
どうも有難ありがたぞんじます……左様さやうなら御遠慮ごゑんりよなしに頂戴ちやうだいいたしますと
親方まことにありがとうはござりまするが、御親切は頂戴いただいたも同然、これはそちらにお納めを、と心はさほどになけれども言葉ににべのなさ過ぎる返辞をすれば
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
——可哀想なことをしたのね。これあたし頂戴いただいて行きますわ。
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「お父様、どうしませう。ジウラさんがこのまゝ死にでもしたら、あたしが殺したやうなものですわ。どうかして頂戴ちようだいよ。早く/\」
ラマ塔の秘密 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
ふたゝひそびれて御馳走ごちそうくり枝豆えだまめありがたく頂戴ちようだいをなしぬ。
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
をしへて頂戴てうだいな、ね、わたし此處こゝから何方どつちけばいの?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
ごみと一しよあななかちてたのを、博士はかせたはむれに取出とりだされたので、これは一ぱい頂戴てうだいしたと、一どうクツ/\わらひ。
他の巾着で我が口濡らすやうな事は好まず、親方まことに有り難うはござりまするが、御親切は頂戴いたゞいたも同然、これは其方に御納めを、と心は左程に無けれども言葉ににべの無さ過ぎる返辞をすれば
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「あら、あたしこそ。あたしこそだわ。許して頂戴ちゃうだい。」
いてふの実 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「おい、吉、構ってくれるにゃ及ばねえ、姐御の留守に、そんなことをして貰っちゃあ——それより、もう一ぺえ、茶が頂戴ちょうでえしてえな。おめえ、煎茶せんちゃの心得でもあると見えて、豪勢、うめえ茶をのませてくれたよ」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)