“本町通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんまちどおり40.0%
ほんちょうどお20.0%
ほんまちどお20.0%
ほんまちどほり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は本町通ほんまちどおりへ出て桝屋旅館の前へ差しかゝった。この家は角町第一で、大演習の折、宮様のお宿を勤めたことがある。
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
横山町三丁目残らず、本町通ほんちょうどおりを出て日本橋通りから江戸橋の方へ焼け、四日市小網町一面の火になり、深川へ飛火いたし、深川一面の火となり、漸く鎮火致しました。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さて「名古屋へいりゃあたらよっ頂戴ちょうでやあも」という註文は果したが、団さんの発祥地は、「笹島駅から三丁目、一軒置いて二軒置いて三軒目」よりはもっと遠く、碁盤割の本町通ほんまちどお
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
北組、南組とは大手前おほてまへ本町通ほんまちどほり北側、船場せんば安土町通あづちまちどほり西横堀にしよこぼり以西は神田町通かんだまちどほりさかひにして、市中を二分してあるのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)