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『大塩平八郎』
ふりがな文庫
『
大塩平八郎
(
おおしおへいはちろう
)
』
一、西町奉行所 天保八年丁酉の歳二月十九日の暁方七つ時に、大阪西町奉行所の門を敲くものがある。西町奉行所と云ふのは、大阪城の大手の方角から、内本町通を西へ行つて、本町橋に掛からうとする北側にあつた。此頃はもう四年前から引き続いての飢饉で、や …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1時間32分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
爺
(
ぢ
)
競
(
きほひ
)
些
(
いさゝか
)
交
(
まじはり
)
仰
(
おつし
)
怯
(
おくれ
)
下
(
く
)
長
(
ちやう
)
引
(
びき
)
被
(
かうむ
)
周章
(
しうしやう
)
現
(
げ
)
商
(
しやう
)
脱
(
だつ
)
通
(
どほり
)
明
(
あけ
)
頭
(
かうべ
)
纏
(
まとひ
)
生
(
うま
)
温
(
あたゝか
)
著
(
あらは
)
香
(
かう
)
代
(
かはり
)
拵
(
こしらへ
)
祝詞
(
しゆくし
)
着
(
つけ
)
下
(
おろ
)
蔵
(
ざう
)
乾
(
いぬゐ
)
前方
(
まへがた
)
繋
(
かゝ
)
歩
(
あゆみ
)
此
(
こゝ
)
正
(
しやう
)
企
(
くはだて
)
仰向
(
あふむけ
)
行歩
(
ぎやうほ
)
言
(
ごん
)
同
(
おなじく
)
抜刀
(
ばつたう
)
所為
(
しよゐ
)
顔
(
がほ
)
大店
(
おほみせ
)
附
(
づき
)
徒
(
かち
)
通
(
とほり
)
賑
(
にぎは
)
停
(
とゞ
)
中間
(
ちゆうげん
)
剪
(
そ
)
言
(
げん
)
教
(
をしへ
)
覚
(
さま
)
宛
(
づゝ
)
現
(
うつゝ
)
退
(
しりぞ
)
徒
(
いたづら
)
後
(
ご
)
末子
(
ばつし
)
彼
(
かの
)
寝所
(
しんじよ
)
切
(
きり
)
植込
(
うゑごみ
)
尤
(
とが
)
下
(
しも
)
良
(
やゝ
)
朱
(
しゆ
)
傍
(
はた
)
僅
(
わづか
)
空
(
くう
)
大風
(
たいふう
)
威嚇
(
ゐかく
)
婆
(
ば
)
嫉
(
にく
)
疑
(
うたがひ
)
猶予
(
いうよ
)
潜
(
くゞ
)
専
(
もつぱら
)
市中
(
しちゆう
)
文書
(
ぶんしよ
)
勝
(
がち
)
動
(
やゝ
)
承
(
うけたまは
)
悄然
(
せうぜん
)
申付
(
まをしつけ
)
摂津
(
せつゝ
)
攻
(
をさ
)
大水
(
たいすゐ
)
怯
(
おく
)
前以
(
まへもつ
)
幸
(
さいはひ
)
幇助
(
ほうじよ
)
出水
(
しゆつすゐ
)
平
(
たひら
)
極
(
ごく
)
思
(
おもひ
)
新城
(
しんじやう
)
日
(
じつ
)
出
(
いで
)
勧
(
すゝめ
)