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末子
ふりがな文庫
“末子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばっし
57.1%
まっし
14.3%
すえっこ
10.7%
すえこ
7.1%
ばつし
7.1%
すゑこ
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばっし
(逆引き)
赤い
碁盤縞
(
ごばんじま
)
のフロックを着た先生の
末子
(
ばっし
)
が
愛想
(
あいそ
)
に出て来たが、うっかり
放屁
(
ほうひ
)
したので、学生がドッと笑い出した。其子が泣き出した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
末子(ばっし)の例文をもっと
(16作品)
見る
まっし
(逆引き)
その中に、太宰府の家臣、
畦倉豊前守
(
あぜくらぶぜんのかみ
)
の
末子
(
まっし
)
井筒丸もいて、
頼尚
(
よりひさ
)
の姿を見ると、わっと泣いて、頼尚の足もとへ泣き仆れ
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
末子(まっし)の例文をもっと
(4作品)
見る
すえっこ
(逆引き)
岸本は
末子
(
すえっこ
)
のことでもあり
年齢
(
とし
)
もまだちいさかったから、それほどの目にも
逢
(
あ
)
わなかったが、どうかすると民助兄なぞは弓の
折
(
おれ
)
で打たれた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
末子(すえっこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
すえこ
(逆引き)
と聞いてみると、
末子
(
すえこ
)
のがあり、
下女
(
げじょ
)
のお
徳
(
とく
)
のがある。いつぞや遠く満州の果てから家をあげて帰国した
親戚
(
しんせき
)
の女の子の
背丈
(
せたけ
)
までもそこに残っている。私の娘も大きくなった。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
末子(すえこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ばつし
(逆引き)
近年細君に死なれてからは各国で職に就いて居る子供の
処
(
ところ
)
へ遊んで廻るのを
楽
(
たのし
)
みとして居る。
此処
(
ここ
)
から船を乗替へて南阿のトランスバアルに居る
末子
(
ばつし
)
の
許
(
もと
)
を
訪
(
と
)
ふのだ
相
(
さう
)
だ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
末子(ばつし)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゑこ
(逆引き)
末子
(
すゑこ
)
よ。お
前
(
まへ
)
は『おばこ』といふ
草
(
くさ
)
の
葉
(
は
)
を
採
(
と
)
つて
遊
(
あそ
)
んだことが
有
(
あ
)
りますか。あの
草
(
くさ
)
の
葉
(
は
)
は
糸
(
いと
)
にぬいて、みんなよく
織
(
お
)
る
真似
(
まね
)
をして
遊
(
あそ
)
びませう。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
末子(すゑこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“末子”の意味
《名詞》
末子(まっし、ばっし)
複数いる子供のうち一番末の子供。末っ子。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末世
末梢
末路
末席
末代
末始終
検索の候補
末期養子
末松子
末松謙澄子
“末子”のふりがなが多い著者
与謝野寛
徳冨蘆花
島崎藤村
作者不詳
牧逸馬
福沢諭吉
吉川英治
国木田独歩
柳田国男
森鴎外