“すえっこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
末子75.0%
末娘25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この女房の母親おふくろで、年紀としの相違が五十のうえ、余り間があり過ぎるようだけれども、これは女房が大勢の娘の中に一番末子すえっこである所為せいで、それ、黒のけんちゅうの羽織はおりを着て
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
末娘すえっこで可愛いお桂ちゃんに、小遣こづかい出振だしっぷりが面白い……小買ものや、芝居へ出かけに、お母さんが店頭みせさきに、多人数立働く小僧中僧若衆わかしゅたちに、気は配っても見ないふりで
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)