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末子
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すえっこ
ふりがな文庫
“
末子
(
すえっこ
)” の例文
岸本は
末子
(
すえっこ
)
のことでもあり
年齢
(
とし
)
もまだちいさかったから、それほどの目にも
逢
(
あ
)
わなかったが、どうかすると民助兄なぞは弓の
折
(
おれ
)
で打たれた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
更に、驚くべきことは、この一団のうちに、
花川戸
(
はなかわど
)
の
鼻緒問屋
(
はなおどんや
)
下田長造
(
しもだちょうぞう
)
の妹娘の紅子と、
末子
(
すえっこ
)
の中学生、素六とが、
一隅
(
いちぐう
)
に慄えていることだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この女房の
母親
(
おふくろ
)
で、
年紀
(
とし
)
の相違が五十の
上
(
うえ
)
、余り間があり過ぎるようだけれども、これは女房が大勢の娘の中に一番
末子
(
すえっこ
)
である
所為
(
せい
)
で、それ、黒のけんちゅうの
羽織
(
はおり
)
を着て
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“末子”の意味
《名詞》
末子(まっし、ばっし)
複数いる子供のうち一番末の子供。末っ子。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末世
末梢
末路
末席
末代
末始終