“末席”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ばっせき40.0%
ばつせき26.7%
まっせき20.0%
びり6.7%
まつせき6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“末席”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓6.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と、おりんが立って高坏たかつきを運ぶと、末席ばっせきにいた次郎も、ちょこちょこと銚子を持って神楽師たちの前にかしこまり、
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
末席ばっせきで不意に立った者がある。憤怒ふんぬの眉が刀のつかを掴んで、跳びかかって来そうな顔を示したが、
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
國許くにもとさふらふ恩田杢おんだもく申者まをすもの老職らうしよく末席ばつせきにて年少ねんせうなれど、きつと器量きりやうあるものにつき
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何故なれば、この課外教授といふのは、自分が抑々そもそも生れて初めて教鞭をとつて、此校の職員室に末席ばつせきけがすやうになつての一週間目、生徒の希望を容れて
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
何時の間に来たのか、それとも、初めから評議に加わっていたのか、その末席まっせきに、両手をついて、ジッと平伏したきりの一人の人物がある。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
あるところに宴会えんかいが開かれ、当時議会でぶりのよい有名なぼう政治家が招待せられ、わが輩もその末席まっせきについたことがある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それから後、ちょっと来られた視学官の方も、すぐに私の名前を記憶して行かれたようですが、それは私の成績が作文と、習字と、図画と、体操を除いては、級の中で一番末席びりだったせいばかりではなかったように思います。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
心得こゝろえたか、とかたらせたまへば、羅漢らかん末席まつせきさぶらひて、悟顏さとりがほ周梨槃特しゆりはんどく
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)