“ばっせき”の漢字の書き方と例文
語句割合
末席100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねえ鈴木、君も実業家の末席ばっせきけがす一人だから参考のために言って聞かせるがね。あの金田某なる者さ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
と粥河圖書は横着者でございますから末席ばっせきに下って手をつかえ
末席ばっせきの寺島君は十ばかり否定を連発したが、後が出なかった。この男は毎学期きまって殿しんがりを承わるくらいだから、会話は特に不調法だった。皆大笑いをした。
首席と末席 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)