“一隅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちぐう79.4%
ひとすみ13.7%
かたすみ4.9%
かたほとり1.0%
はじ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その人が玄関からはいったら、そのあとに行って見るとは一つ残らずそろえてあって、は傘で一隅にちゃんと集めてあった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
豆はその中から断えず下へ落ちて行って、平たく引割られるのだそうだ。時々どさっと音がして、三階の一隅に新しい砂山ができる。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
暗いからわからぬが、何か釜らしいものが戸外の一隅にあって、余燼が赤く見えた。薄い煙が提燈をめて淡く靡いている。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
我等はこゝの一隅、廣きき高き處に退きてすべてのものを見るをえたりき 一一五—一一七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一隅には、座蒲団を何枚も折りかさねた側に香立てをえた座禅場があります。壁間には、鳥羽僧正漫画を仕立てた長い和装の額が五枚かけ連ねてあります。