“僧正”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうじょう77.8%
ビショップ11.1%
そうじやう5.6%
イグーメン5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王さまの兄弟だったともいうし、大臣だったともいうし、僧正そうじょうだったともいうし、まだいろいろの説があるんだよ。とにかく、顔を
仮面の恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
陪審人が僧正ビショップの夕餐にあずかるためには、罪人が一人くびり殺される——って。だいたい、父という人物が、そういった僧正ビショップみたいな男なんです。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
僧正そうじやうともあるべきが、をんなのために詩人しじんつたんだとね。玉茗ぎよくめいふのは日本橋室町にほんばしむろまち葉茶屋はぢやや若旦那わかだんなだとさ。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ううん、心配するな、心配するな、一杯よりは呑まぬから! おや、土耳古の僧正イグーメンの御入来だよ!」