“僧正谷”の読み方と例文
読み方割合
そうじょうがたに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼少ようしょうのとき、鞍馬くらま僧正谷そうじょうがたに果心居士かしんこじから教えられた幻術げんじゅつ。おそらく、あのくらいのことなら、弟弟子おとうとでし竹童ちくどうにもできるであろう」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武州ぶしゅう高尾たかおみねから、京は鞍馬山くらまやま僧正谷そうじょうがたにまで、たッた半日でとんでかえったおもしろい旅のあじを、竹童ちくどうはとても忘れることができない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
翌日は早天に、みな打ちそろって僧正谷そうじょうがたに出立しゅったつした。龍太郎と小文治は、例のすがたのまま、旗あげの小太郎山こたろうざんへ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)