『一兵卒(いっぺいそつ)』
渠は歩き出した。 銃が重い、背嚢が重い、脚が重い、アルミニウム製の金椀が腰の剣に当たってカタカタと鳴る。その音が興奮した神経をおびただしく刺戟するので、幾度かそれを直してみたが、どうしても鳴る、カタカタと鳴る。もう厭になってしまった。 病気 …
作品に特徴的な語句
叫喚(うめき) 黎明(あけがた) 邂逅(でっくわ) 片々(きれぎれ) 焦(あせ) 懐(なつか) 鬱蒼(こんもり) 一隅(かたすみ) 眴(みまわ) 脱(のが) 余燼(もえさし) 爺(おやじ) 滑(なめ) 汚(きたな) 止(と) 反(かえ) 覚(さ) 賑(にぎわ) 路(じ) 展(ひろ) 家屋(いえ) 外(はず) 終(しま) 繁茂(しげり) 腓(ふくらはぎ) 煎(い) 点(とも) 泥濘(でいねい) 汚(よご) 断(た) 救(たす) 撲(う) 打(う) 扉(とびら) 車輛(くるま) 彼奴(きゃつ) 遁(に) 圏(わ) 高粱(コーリャン) 金椀(かなわん) 颺(あ) 発(た) 遺憾(いかん) 経(た) 罎詰(びんづめ) 翻(ひるがえ) 聯隊(れんたい) 肥(ふと) 肩章(けんしょう) 背(そむ) 背嚢(はいのう) 高粱(こうりゃん) 脚(あし) 脚気(かっけ) 脛(すね) 脣(くちびる) 驢車(ろしゃ) 騾車(らしゃ) 駛(はし) 馬鞍(ばあん) 苦力(クーリー) 飯盒(はんごう) 顳顬(こめかみ) 草叢(くさむら) 草鞋(わらじ) 荒漠(こうばく) 蒼(あお) 顕(あら) 蓋平(がいへい) 蔭(かげ) 蔽(おお) 薪(まき) 頷紐(あごひも) 藻屑(もくず) 蘇生(そせい) 頬(ほお) 鞭(むち) 虹(にじ) 蜿蜒(えんえん) 跟(つ) 道理(もっとも) 遅(おそ) 遁路(にげみち) 遼陽(りょうよう) 遁(のが) 還(かえ) 酒保(しゅほ) 逞(たくま) 逐(お) 轍(わだち) 輾転(てんてん) 転(ころ) 金色(こんじき) 身体(からだ) 躍(おど) 踣(のめ) 路(みち) 釜(かま) 閃(ひらめ) 靡(なび)