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遁路
ふりがな文庫
“遁路”の読み方と例文
読み方
割合
にげみち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげみち
(逆引き)
恋ある人は恋を思ひ、友ある人は友を
懐
(
おも
)
ひ、春の愁と云はるる「無聊の圧迫」を享けて、何処かしら
遁路
(
にげみち
)
を求めむとする。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
何處
(
どこ
)
か
遁路
(
にげみち
)
をと
思
(
おも
)
つて
探
(
さが
)
しましたが、
不思議
(
ふしぎ
)
にも、
見
(
み
)
つからないやうには
何處
(
どこ
)
へも
行
(
ゆ
)
かれませんでした。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
彼女は、ここまで来ても
遁路
(
にげみち
)
のなかったのを知らされたような沈着を心に感じた。病気に、心と心との撃ち合う音のない争いをやめさせる力は、なかった。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
遁路(にげみち)の例文をもっと
(11作品)
見る
遁
漢検準1級
部首:⾡
13画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“遁”で始まる語句
遁
遁世
遁走
遁出
遁辞
遁込
遁甲
遁逃
遁走曲
遁帰
“遁路”のふりがなが多い著者
島田清次郎
甲賀三郎
三遊亭円朝
泉鏡太郎
島崎藤村
泉鏡花
石川啄木
田山花袋
宮本百合子