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遁辞
ふりがな文庫
“遁辞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とんじ
94.4%
いいぬけ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんじ
(逆引き)
父衛侯の返辞は単なる
遁辞
(
とんじ
)
で、実は、以前厄介になった晋国が煙たさ故の・故意の延引なのだから、欺されぬように、との使である。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
「僕の関係した事でないから、僕は何とも云うまい。だから君もそう落胆イヤ
狼狽
(
ろうばい
)
して
遁辞
(
とんじ
)
を設ける必要も有るまい」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
遁辞(とんじ)の例文をもっと
(17作品)
見る
いいぬけ
(逆引き)
傳「それは伯父さんに聞いたよ、
遁辞
(
いいぬけ
)
で伯父さんに
托
(
かこつ
)
けると云う事は知ってる」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遁辞(いいぬけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遁辞”の意味
《名詞》
遁辞(とんじ)
言い逃れのための言葉、特に言い逃れるための屁理屈。逃げ口上。
(出典:Wiktionary)
遁
漢検準1級
部首:⾡
13画
辞
常用漢字
小4
部首:⾟
13画
“遁”で始まる語句
遁
遁世
遁走
遁出
遁込
遁路
遁甲
遁逃
遁走曲
遁帰
“遁辞”のふりがなが多い著者
井上円了
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
木下尚江
福沢諭吉
二葉亭四迷
中島敦
三遊亭円朝
吉川英治
菊池寛
夏目漱石