トップ
>
遁込
ふりがな文庫
“遁込”の読み方と例文
読み方
割合
にげこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげこ
(逆引き)
鎮守の神主殿は、あの境内の
大樟
(
おおくす
)
へかじりついたと申しますなり、妙蓮寺の和尚様は、裏の
竹藪
(
たけやぶ
)
へ
遁込
(
にげこ
)
みましたと申します。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
誠に
彼
(
あれ
)
は
怜悧
(
りこう
)
な者でなア、此処へ
遁込
(
にげこ
)
んでから、
私
(
わし
)
が手許を離さずに側で使うて
居
(
い
)
る、私が
塩梅
(
あんばい
)
悪いと夜も寝ずに看病をする、両親が無いとは云いながら年の
行
(
ゆ
)
かぬのに
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
怪
(
け
)
しからん。鳥の羽に
怯
(
おびや
)
かされた、と一の谷に
遁込
(
にげこ
)
んだが、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
まじりに
鵯越
(
ひよどりご
)
えを
逆寄
(
さかよ
)
せに盛返す……となると、お才さんはまだ帰らなかった。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁込(にげこ)の例文をもっと
(11作品)
見る
遁
漢検準1級
部首:⾡
13画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“遁”で始まる語句
遁
遁世
遁走
遁出
遁辞
遁路
遁甲
遁逃
遁走曲
遁帰
“遁込”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花