“竹藪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たけやぶ99.2%
やけやぶ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お椀ははじめ、まつすぐに黒く飛んでいきましたが、きらりと光つたかと思ふと向きをかへて、竹藪たけやぶの中へななめに落ちこみました。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
三人の男たちは路の向うの竹藪たけやぶを背戸に持っている、床屋の二階の飯田さんをさそって、裏の丘へたけのこを盗みに出掛けて行った。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
ゆきればさういふおうち屋根やねうづまつてしまひ、はたけしろくなり、竹藪やけやぶたやうになつてしまひます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)