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竹籔
ふりがな文庫
“竹籔”の読み方と例文
読み方
割合
たけやぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけやぶ
(逆引き)
此の婚礼に就いて在所の者が、先住の
例
(
ためし
)
を引いて
不吉
(
ふきつ
)
な噂を立てるので、
豪気
(
がうき
)
な
新住
(
しんじう
)
は
境内
(
けいだい
)
の暗い
竹籔
(
たけやぶ
)
を
切払
(
きりはら
)
つて桑畑に
為
(
し
)
て
了
(
しま
)
つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
林の脇には葉の白茶けた
竹籔
(
たけやぶ
)
があり、その向うの畑で、一人の百姓が黙って、疲れたような動作で、
悠
(
ゆっ
)
くりと畑の土を返しているのが見えた。
おれの女房
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
紙
(
かみ
)
と
絲
(
いと
)
とはお
祖母
(
ばあ
)
さんが
下
(
くだ
)
さる、
骨
(
ほね
)
の
竹
(
たけ
)
は
裏
(
うら
)
の
竹籔
(
たけやぶ
)
から
爺
(
ぢい
)
やが
切
(
き
)
つて
來
(
き
)
て
呉
(
く
)
れる、
何
(
なに
)
もかもお
家
(
うち
)
にある
物
(
もの
)
で
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
竹籔(たけやぶ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“竹籔(
竹林
)”の解説
竹林(たけばやし、ちくりん)は、 竹で構成された林である。竹藪(竹薮、竹籔、たけやぶ、たかやぶ)とも言う。
(出典:Wikipedia)
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
籔
漢検1級
部首:⽵
21画
“竹籔”の関連語
竹藪
竹薮
“竹”で始まる語句
竹
竹藪
竹刀
竹竿
竹箒
竹生島
竹馬
竹籠
竹箆
竹林
“竹籔”のふりがなが多い著者
徳永直
与謝野寛
橘外男
南部修太郎
島崎藤村
山本周五郎