“竹箒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たけぼうき66.7%
たけばうき16.7%
たかぼうき6.7%
たかばうき3.3%
たけばヽき3.3%
たけぼほぎ3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある夕方、三吉が竹箒たけぼうきを持って、家の門口を掃除したり、草むしりをしたりしていると、そこへ来て風呂敷包を背負った旅姿の人が立った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そうしておいてから、さて改まった気持になって、堂の後ろから竹箒たけぼうきを探しきたって、落葉を掃いて、堂前の道筋を、すっかり清めてしまいます。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
取込んでろくに雪もかなかったのでしょう、下男の与次郎が、浅黄あさぎの手拭を頬冠ほおかむりに、竹箒たけぼうきでセッセと雪を払っております。
竹箒たけばうき引払ひツぱたいては八ぱうちらばつて体中からだぢうたかられてはそれしのげませぬ即死そくしでございますがと
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
朝起きて、庭さきで顔を洗ひながら、時男さんの家の方を見ると、竹箒たけばうきで外を掃いてゐる時男さんの姿が見えることがあります。
時男さんのこと (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
どうした機會はずみであつたかこれ壁際かべぎはけた竹箒たけばうきたふれてがかちつと草刈籠くさかりかごつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
おれのく手には二人ふたりの男が、静に竹箒たかぼうきを動かしながら、路上にあかるく散り乱れた篠懸すずかけの落葉を掃いてゐる。
東洋の秋 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そう言ったなり、竹箒たかぼうきをひいて、さっさとにかくれてってしまった。
づは重疊ちようでふむかつて齒向はむかつてでもられようものなら、町内ちやうない夜番よばんにつけても、竹箒たかばうき押取おつとつてたゝかはねばらないところを、とき敵手あひてげてくれるにかぎる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さとしおさなきより植木うゑきのあつかひをきて、小器用こぎようはさみ使つかへば、竹箒たけばヽきにぎつて庭男にはをとこぐらゐなんでもなきこと
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
祖母おばあさんがおはか竹箒たけぼほぎてかけてくところはおほきなすぎキでしたが、そのすぎあひだから馬籠まごめむらえました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)