“篠懸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すずかけ84.8%
すゞかけ12.1%
すずか3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
並み木に多いのは篠懸である。三角楓も極めて少ない。しかし勿論派出所の巡査はこの木の古典的趣味を知らずにゐる。
都会で (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
街路樹のベツドかと見えて、篠懸の苗木が植ゑてあり、その間には紫陽花なぞがさき亂れてゐた。さすがにその邊までは大阪のやうな大きな都會を中心に控へた村々の續きらしくも思はれた。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
カタンという戸の開く音、一挺の駕籠から現われたのは、の衣にときん篠懸け、羽団扇を持った人物で、天狗の面をかぶっている。すなわち僧正天狗である。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)