“紫陽花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あじさい70.2%
あぢさゐ24.0%
あぢさい2.9%
あじさゐ1.9%
しやうか1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精力的で血の気の多い依右衛門が、この紫陽花のような女を、心から好きになったというのも、うなずかれないことではありません。
空色の單衣に青磁色の帶は、紫陽花のやうな幽邃な調子があつて、意氣好みのお秀が好きで/\たまらない取合せだつたのです。
にしてたのぢやから、つまり枕元戸外ぢやな。くすると、右手紫陽花いてあたりで、ばたきする
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
雪隱には、紫陽花の花がせひよろけてしくいてゐた。花の色はもうせかゝツてゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
薔薇も咲き、紫陽花も咲き、嘈々たる川の音絶えざれば、風さへいと涼けきに、人々も我も居心地こよなく好しと喜び合ひはすれど、しかも我が胸の何処かにかくれたる一の心ありて、念々として
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)