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枕元
ふりがな文庫
“枕元”の読み方と例文
読み方
割合
まくらもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まくらもと
(逆引き)
枕元
(
まくらもと
)
には
薬瓶
(
くすりびん
)
、薬袋、
吸呑
(
すいの
)
み、その他。病床の手前には
桐
(
きり
)
の
火鉢
(
ひばち
)
が二つ。両方の火鉢にそれぞれ鉄瓶がかけられ、湯気が立っている。
冬の花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
と云いながら布団を頭から
被
(
かぶ
)
っていたが、だんだん暴れ方が激しくなるので、しまいに首をむっくり
擡
(
もた
)
げて
枕元
(
まくらもと
)
の電燈の鎖を引いた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「もう
何時
(
なんじ
)
」と
云
(
い
)
ひながら、
枕元
(
まくらもと
)
の
宗助
(
そうすけ
)
を
見上
(
みあ
)
げた。
宵
(
よひ
)
とは
違
(
ちが
)
つて
頬
(
ほゝ
)
から
血
(
ち
)
が
退
(
ひ
)
いて、
洋燈
(
らんぷ
)
に
照
(
て
)
らされた
所
(
ところ
)
が、ことに
蒼白
(
あをじろ
)
く
映
(
うつ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
枕元(まくらもと)の例文をもっと
(62作品)
見る
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
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枕
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枕許
枕辺
枕屏風
枕木
枕上
枕詞
枕邊
枕橋
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