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まくらもと
ふりがな文庫
“まくらもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
枕頭
37.8%
枕許
37.2%
枕元
19.2%
枕辺
2.5%
枕下
1.9%
枕邊
0.9%
頭元
0.3%
頭面
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕頭
(逆引き)
夜具は申すまでもなく、
絹布
(
けんぷ
)
の上、
枕頭
(
まくらもと
)
の
火桶
(
ひおけ
)
へ
湯沸
(
ゆわかし
)
を掛けて、茶盆をそれへ、煙草盆に火を生ける、手当が行届くのでありまする。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まくらもと(枕頭)の例文をもっと
(50作品+)
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枕許
(逆引き)
そつと頭を動かして妻を見ると、次の子供の
枕許
(
まくらもと
)
にしよんぼりとあちら向きになつて、頭の毛を乱してうつ向いたまゝ坐つてゐた。
An Incident
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
まくらもと(枕許)の例文をもっと
(50作品+)
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枕元
(逆引き)
と云いながら布団を頭から
被
(
かぶ
)
っていたが、だんだん暴れ方が激しくなるので、しまいに首をむっくり
擡
(
もた
)
げて
枕元
(
まくらもと
)
の電燈の鎖を引いた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
まくらもと(枕元)の例文をもっと
(50作品+)
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枕辺
(逆引き)
ふと目が覚めると、消すのを忘れて眠つた
枕辺
(
まくらもと
)
の手ランプの影に、何処から入つて来たか、
蟋蟀
(
こほろぎ
)
が二
疋
(
ひき
)
、可憐な羽を顫はして啼いてゐる。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まくらもと(枕辺)の例文をもっと
(8作品)
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枕下
(逆引き)
警察の人達が参ってから、最初は、兇器のピストルが問題になりましたけれど、そのピストルは、良人のベッドの
枕下
(
まくらもと
)
にある小机の
抽斗
(
ひきだし
)
へ、いつも入れて置いたものでございます。
偽悪病患者
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
まくらもと(枕下)の例文をもっと
(6作品)
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枕邊
(逆引き)
良因 夜になるときり/″\すが
枕邊
(
まくらもと
)
でも鳴いてをります。
能因法師
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まくらもと(枕邊)の例文をもっと
(3作品)
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頭元
(逆引き)
爾して余は婆や犬やに対するには却って権柄を示すが宜いと思い、殆ど主人風を吹かせて甚蔵の
頭元
(
まくらもと
)
へ座を占めたが、甚蔵は家に帰り着いた安心の為好く眠り込んだ
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
まくらもと(頭元)の例文をもっと
(1作品)
見る
頭面
(逆引き)
婢
(
をんな
)
は命
辛々
(
からがら
)
迯了
(
にげおほ
)
せけれども、目覚むると
斉
(
ひとし
)
く
頭面
(
まくらもと
)
は一面の火なるに仰天し、二声三声奥を
呼捨
(
よびすて
)
にして走り
出
(
い
)
でければ、
主
(
あるじ
)
たちは
如何
(
いか
)
になりけん、知らずと言ふ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
まくらもと(頭面)の例文をもっと
(1作品)
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ちんとう
まくら
ずめん