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『偽悪病患者』
ふりがな文庫
『
偽悪病患者
(
ぎあくびょうかんじゃ
)
』
(妹より兄へ) ××日附、佐治さんを接近させてはいけないという御手紙、本日拝見致しました。 いつも通り、いろんなことに気を配って下さるお兄様だけれど、喬子、今度の御手紙だけはよく判んない。佐治さんは、喬子が接近したのでもないし、接近させたん …
著者
大下宇陀児
初出
「新青年」博文館、1936(昭和11)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約41分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
酷
(
む
)
謝
(
わ
)
却
(
しりぞ
)
焦
(
あせ
)
若
(
し
)
中
(
あ
)
灯
(
とも
)
間
(
けん
)
小
(
ち
)
浸
(
つか
)
張
(
ぱ
)
揶揄
(
からか
)
窓框
(
まどがまち
)
発
(
あば
)
序
(
つい
)
出会
(
でくわ
)
女
(
ひと
)
蕩
(
たら
)
凡
(
すべ
)
良人
(
おっと
)
生憎
(
あいにく
)
真実
(
ほんとう
)
真赧
(
まっか
)
矢
(
や
)
穿鑿
(
せんさく
)
癒
(
なお
)
納戸
(
なんど
)
綽名
(
あだな
)
罅
(
ひび
)
罹
(
かか
)
耽
(
ふけ
)
肚
(
はら
)
脚立
(
きゃたつ
)
浅間
(
あさま
)
芯
(
しん
)
蒙
(
こうむ
)
見做
(
みな
)
譬
(
たと
)
酬
(
むく
)
附文
(
つけぶみ
)
頗
(
すこぶ
)
鳧
(
けり
)
憎
(
にく
)
亡骸
(
なきがら
)
仰有
(
おっしゃ
)
可笑
(
おか
)
吃驚
(
びっくり
)
吩咐
(
いいつ
)
呉々
(
くれぐれ
)
唐突
(
だしぬけ
)
喬子
(
きょうこ
)
嘲
(
あざけ
)
囃
(
はや
)
四隣
(
あたり
)
媾曳
(
あいびき
)
弾丸
(
たま
)
悶
(
もだ
)
点
(
つ
)
憫然
(
びんぜん
)
懼
(
おそ
)
抉
(
えぐ
)
抽斗
(
ひきだし
)
擱筆
(
かくひつ
)
最賀
(
さいが
)
有
(
も
)
枕下
(
まくらもと
)
案配
(
あんばい
)
毫末
(
ごうまつ
)
法螺
(
ほら
)
漆戸
(
うるしど
)
潜
(
くぐ
)