“附文”の読み方と例文
読み方割合
つけぶみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女もしまいにれて来て、鉄釘かなくぎ流の附文つけぶみなどをするようになる。こうなると、いくら偏人でも打っちゃって置くわけにも行かない。
半七捕物帳:36 冬の金魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
まるで嘘のような話だけれど、必らずしも嘘でない証拠には某女学校で佐治に附文つけぶみをしたため退学された生徒が二人まである。
偽悪病患者 (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
ノブ子さんには大学生が口説いたり附文つけぶみしたり、マーケットの相当なアンちゃん連が二三人これも口説いたり附文したり
青鬼の褌を洗う女 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)