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附絡
ふりがな文庫
“附絡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つきまと
90.9%
つけまと
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきまと
(逆引き)
お島は
迹
(
あと
)
から
附絡
(
つきまと
)
って来る川西の兇暴な力に反抗しつつ、工場の
隅
(
すみ
)
に、
慄然
(
ぞっ
)
とするような体を縮めながらそう言って拒んだ。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
這箇
(
こつち
)
は気が気ぢやないところへ、もう
悪漆膠
(
わるしつこ
)
くて
耐
(
たま
)
らないから、病気だと
謂
(
い
)
つて内へ
遁
(
に
)
げて来りや、
直
(
すぐ
)
に
追懸
(
おつか
)
けて来て、
附絡
(
つきまと
)
つてゐるんでせう。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
附絡(つきまと)の例文をもっと
(10作品)
見る
つけまと
(逆引き)
……使った
金子
(
かね
)
に世の中が
行詰
(
ゆきづま
)
って、自分で死ぬのは、間違いにしろ、勝手だが、死ぬのに一人死ねないで、未練にも相手の女を道づれにしようとして
附絡
(
つけまと
)
うのは卑劣じゃあないか。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
附絡(つけまと)の例文をもっと
(1作品)
見る
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
絡
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附物
“附絡”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花
徳田秋声
泉鏡太郎