トップ
>
『みさごの鮨』
ふりがな文庫
『
みさごの鮨
(
みさごのすし
)
』
「旦那さん、旦那さん。」 目と鼻の前に居ながら、大きな声で女中が呼ぶのに、つい箸の手をとめた痩形の、年配で——浴衣に貸広袖を重ねたが——人品のいい客が、 「ああ、何だい。」 「どうだね、おいしいかね。」 と額で顔を見て、その女中はきょろりと …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約47分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
おどれ
)
形
(
つき
)
形
(
かげ
)
間
(
あわい
)
大
(
でけ
)
柔和
(
やわら
)
私
(
うち
)
赫々
(
かッかッ
)
小
(
ちっ
)
挙動
(
こなし
)
憂慮
(
うれい
)
揺
(
ふ
)
瞬
(
しばたた
)
上
(
うわ
)
量
(
おも
)
逆
(
さかさま
)
辛
(
かろう
)
泊
(
どまり
)
萎
(
なや
)
艶
(
つやや
)
危
(
あぶね
)
反
(
そら
)
往来
(
ゆきか
)
女
(
あま
)
赫
(
かッ
)
習慣
(
くせ
)
頭
(
かぶり
)
陽
(
ひなた
)
乳母
(
おんば
)
大
(
おおき
)
衝
(
つい
)
燈
(
ともし
)
爺
(
とっ
)
黙
(
だんま
)
一日
(
いちんち
)
餅
(
あんも
)
丈
(
せい
)
後
(
おく
)
下
(
もと
)
房
(
ふっさ
)
太々
(
だいだい
)
天
(
そら
)
酔
(
えい
)
撲
(
は
)
他
(
よそ
)
明
(
あかる
)
外
(
そ
)
賑
(
にぎやか
)
報
(
むくい
)
土
(
どろ
)
言
(
ことば
)
解
(
ほど
)
装
(
も
)
蒼白
(
まっさお
)
自
(
おのず
)
前途
(
むこう
)
腹
(
おなか
)
耳朶
(
みみたぼ
)
細
(
ほっそ
)
直
(
じ
)
可恐
(
こわ
)
庇
(
かげ
)
引
(
ひっ
)
室
(
ま
)
戯
(
たわむれ
)
媼
(
ばば
)
媚
(
なまめ
)
戻
(
もどり
)
擲
(
な
)
旅行
(
たび
)
更
(
あらた
)
柵
(
しがら
)
格子
(
ごうし
)
堪
(
こら
)
気取
(
きどり
)
活
(
いか
)
喝采
(
やんや
)
濃
(
こまや
)
爺
(
おやじ
)
爽
(
さわやか
)
畏
(
かしこま
)
向
(
むこう
)
留
(
とま
)
可笑
(
おかし
)
可哀
(
あわれ
)
継足
(
つぎたし
)
頭
(
つむり
)
間
(
けん
)
苦
(
くるし
)
重
(
かさな
)
負
(
おぶ
)
上
(
あが
)
兄
(
あん
)
傍
(
わき
)
俺
(
おら
)
一浴
(
ひとあみ
)
紅
(
くれない
)
黒白
(
あいろ
)
道中
(
みちなか
)
退
(
さが
)