“継足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぎた60.0%
つぎあし20.0%
つぎたし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前の手紙をまだ、あなたのところに差上げる手段もつかないうちに、わたしはまた大急ぎで、継足つぎたしをしなければならない必要に迫られました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その継足つぎあしがあたり前の義足ではなくて、木でこしらえた人形の足だった。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
自分で死ぬほど、要らぬ生命いのちを持っているなら、おなじ苦労をした女の、寿命のさきへ、鼻毛をよって、継足つぎたしをしてやるがい。このうつくしい、優しい女を殺そうとは何事だ。これ聞け。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)