“継娘”のいろいろな読み方と例文
旧字:繼娘
読み方割合
ままむすめ53.8%
ままこ38.5%
ままっこ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏は恋人とその継娘ままむすめが碁盤を中にしてむかい合っているのをのぞいて見ようと思って開いた口からはいって、妻戸と御簾みすの間へ立った。
源氏物語:03 空蝉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
才覚も容貌きりょうも十人並に優れていながら、まことに心掛けの悪い女で、自分の腹に生れたお七という娘可愛さに、継娘ままこのお染を、隣土地の悪者で
継娘ままっこにお菊を殺されたと思い込むと、矢もたてもたまらぬ憎悪に、煮えくり返るような心持だったのでしょう。