“繼娘”のいろいろな読み方と例文
新字:継娘
読み方割合
まゝむすめ50.0%
ままむすめ16.7%
まゝこ16.7%
まゝつこ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人の金兵衞は幸ひ容態に變りはなく、老番頭の喜助が留守をしてゐるので、お酉は兎も角三人の繼娘まゝむすめを見てやらなければなりません。
「でもね、親分。繼母が繼娘まゝこをどうにかするといふのは、世間に例のないことではないでせうが、あの内儀は違ひますよ」
繼娘まゝつこにお菊を殺されたと思ひ込むと、矢もたてもたまらぬ憎惡に、煑えくり返るやうな心持だつたのでせう。