“まゝこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繼子75.0%
継児8.3%
継子8.3%
繼娘8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはれなるは繼子まゝこ身分みぶんにして、腑甲斐ふがひないものは養子やうしれと、今更いまさらのやうになかのあぢきなきをおもひぬ。
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
利巧な連中は文界の継児まゝこである保雄とまじはる事が将来の進路に不利だと見て取つてそれと無くとほざかる者も少く無かつたが
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
御可憐おかはいさうなは信太郎とやら云ふ御子おこどすえなー、大方をゝかた其女そのあまに毎々/\、いぢめられてやはりなはつたでしやろ、わたしうちとなりにも貴女あなた継子まゝこがありましてなー
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
「でもね、親分。繼母が繼娘まゝこをどうにかするといふのは、世間に例のないことではないでせうが、あの内儀は違ひますよ」