“継児”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ままこ60.0%
ままっこ20.0%
まゝこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先妻に縹緻きりょうよしの娘を生ませたが、奥女中あがりの後妻が継児ままこいじめをするので、早くから祖母の手にひきとられ、年下のあたしの父の許婚いいなずけとなった。
継児ままっこのような目つきで見ながら、抱き込むばかりにふたを取ると、なるほど、二ぜんもり込みだけにしたじがぽっちり、饂飩は白く乾いていた。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
利巧な連中は文界の継児まゝこである保雄とまじはる事が将来の進路に不利だと見て取つてそれと無くとほざかる者も少く無かつたが
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)