“継”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
68.9%
まま11.5%
つぎ8.2%
つな5.5%
まゝ2.2%
つが1.6%
あと0.5%
つづ0.5%
つゞ0.5%
0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“継”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
皇子おうじはそのとおり、十五人もいらしったごきょうだいの中から、しまいにお父上の天皇のおあとをおぎになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
嫂は裁縫をすみの方へ押しやっておいて、小六のむこうへ来て、ちょっと鉄瓶てつびんをおろして炭をぎ始めた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小児こどもと申してもまましい中で、それでも姉弟きょうだいとも、ほんとも、賢之助は可愛くッてなりません。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
亭主やどの連れで私にはまましい仲ですよ。体が弱いくせにねたみ根性が強いから、お菊ぐらいは殺し兼ねません」
それはみんな着古した木綿物だった、すっかり洗いぬいて色のさめたものや、たんねんにつぎをあてたものばかりだった。
日本婦道記:松の花 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「よく来られたのね。ことによると今日はむずかしいんじゃないかって、先刻さっきつぎと話してたの」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
アラビヤの旧伝に、インドの大王人を海島に遣わし、王の牝馬をつなぎ置かしむると、海より牡馬出てこれと交わり、終ってこれを殺さんとす。
弱いお倉、病身の宗蔵は、わずかに三吉を力にして、生命いのちつないで来たようなものだった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
昨日は今度く歌舞伎座の茶屋の二階で、「まゝしきなか」の本読みがあつたのだが、そこで彼の振られた役と云ふのは、たゞ「虎」の一役だつた。
(新字旧仮名) / 久米正雄(著)
「別にやつてもゐないが、ざつとこんなもんだ。無資本の工場といふ格さ。現代のまゝとは如何なるものか、まあ、参考に見てくれ。君は、今日は、午前だけかい?」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「何しろ作はおれの血筋のものだから、同じつがせるなら、あれに後を取らせた方が道だ」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
得意の快弁流るる如く、彼は息をもつがせず説来とききたりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そうしているうちに周の細君がお産をした後でにわかに死んでしまったので、周はそのあとへ王姓の女をめとった。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
篠田は語りつづく「人間のもつとも耻づかしいのは、虚言うそを吐くことです、喧嘩けんくわすることです、まけることです」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
二人は、空車引いてけて行く肉屋の丁稚でつちの後に随いて、軈て屠牛場の前迄行くと、門の外に持主、づ見るより、く来て呉れたを言ひつゞける。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
斯ういふ楽しい問は、とは言へ、長くつゞかなかつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
記・紀・万葉のみに拠るならば、日のみ子のぎは、歴史から生れた尊崇の絶対表現だと言はれよう。