“継紹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいしょう66.7%
けいせう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この言大いにわが志を得たり。吾の祈念きねんこむる所は、同志の士甲斐甲斐かいがいしく吾志を継紹けいしょうして尊攘の大功を建てよかしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
洪武二十五年九月、懿文太子の後をけてその御子おんこ允炆皇太孫の位にかせたもう。継紹けいしょうの運まさにかくの如くなるべきが上に、しもは四海の心をくるところなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そのしひなたるとその粟たると、わが知るところにあらず。もし同志の士、その微衷をあわれみ継紹けいせうの人あらば、すなはち後来の種子いまだ絶えず、おのづから禾稼の有年に恥ぢざるなり。
留魂録 (新字旧仮名) / 吉田松陰(著)