“御子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みこ75.4%
おんこ10.5%
ミコ7.0%
おこ3.5%
しし1.8%
をこ1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御子”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > その他の諸文学 > ギリシア文学60.0%
文学 > ドイツ文学 > 戯曲50.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ゆらい後醍醐には、ご壮年からもう、大きな御子みこが多かった。生涯を通じては、三十人をこえる皇子や内親王もあったのである。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、父皇の老いの影や、過去半生の真の御苦労さなどをよく知る者は、やはり御子みこの後醍醐にく君はなかった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれな。四郎どの。御身は決して不肖ではない。不孝な御子おんこでもない。……ただお気づきあらぬ落度が一つあられた」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洪武二十五年九月、懿文太子の後をけてその御子おんこ允炆皇太孫の位にかせたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天子のみ替りを以て、御子ミコの断えざる復活の現象と考へ、其を促す力を水にあるものと見たのである。
カミから持ち伝へた口立ての系図には、利仁・良文や所縁ツガもない御子ミコ様などを、元祖と立てゝゐた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おお、最惜いとおしの御子おこに、乳飲まそうと思召すか。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「まーそれで、御可憐おかはいさうなは信太郎とやら云ふ御子おこどすえなー、大方をゝかた其女そのあまに毎々/\、いぢめられてやはりなはつたでしやろ、わたしうちとなりにも貴女あなた継子まゝこがありましてなー、ほんまに毎日/\たゝかれてかぬ日はないのどすえ、」
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
空色の長衣を着、白い帯をしめ、御子しし鼻に金の鼻眼鏡をかけ、腕の赤い、胴の大きな、肥満した年増の婦人が、シューマンとブラームスとの二、三の歌曲リードを、しっかりした声で歌った。
「なに貴女あなたそれほどでも有りますまいで……なんでもいたほどではないものどす……そー御心配しやはると御子をこはんより貴女あなたほうが御よはりどすえ」
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)